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統合失調症は理解されずらい病気


統合失調症は珍しい病気ではなく、100人〜120人に1人の割合で発症する病気です。世間では、統合失調症を理解している人が少ない為に、偏見を持たれて本人だけでなく家族まで様々な苦労を強いられているのが、現状です。
統合失調症は、病気だということが解れば、周囲の見方も変わりますし、接し方も変わってきます。
また、統合失調症は決して治らない病気ではないのです。

統合失調症とは

人間は、喜怒哀楽を表現できる生き物です。
ですが、何らかの原因で考えや言葉・感情などの神経伝達ネットワークが混乱されてコントロールが出来なくなり、脳内の情報を統合(コントロール)する機能が失調する病気です。

言動が支離滅裂になったり、独り言が多くなり情緒不安定になることがあります。
統合失調症の患者さん個人で治療することは、困難で、家族や友人など周囲の人達の理解と協力を得て、回復して行く病気です。
統合失調症の治療法は確立さていますので、患者さんの症状やペースに合わせて、投薬治療や精神療法を受けることで、完治できる可能性があります。

統合失調症の症状

統合失調症には色々な症状がありますが大きく分けて、三つの症状があります。

陽性症状

本来あるはずの無いものやいないはずの人が見えたり聞こえたりする、幻覚や幻聴が現れます。
統合失調症の代表的な症状の一つです。
存在しないはずの人から話しかけられ、その声は、自分お悪口であったり、何らかの命令をしたりします。
また、会社や学校で監視されていると感じたり、悪口を言われていると感じるなどの被害妄想が現れます。
それから、存在しない誰かに、思考や行動を支配され誰かに操られている感じる症状も出ます。

他には、思考がまとまらなくなり、会話が成立しなくなります。1つの話題を話していると突然他の話題に話が飛んだり、辻褄が合わなくなり会話が支離滅裂なります。

また、突然大声で騒ぎ出したり、全く無反応になったりとか、突然、何かの芝居をしている様な奇行することもあります。

陰性症状

気持ちが落ち込んだ時の表情とは違い、他人に全く関心を示さなくなり、外の世界への興味を失った様な症状です。

意欲や気力の減退

自ら何かをしようとする気力が、減退して勉強や仕事する気力が薄れていきます。
また、集中力が持続しなくなり、一度に複数の物事に対処出来なくなります。

感情表現の欠如

様々な事に無関心になり、喜怒哀楽の表情が無くなり、他人とのコミュニケーションが取りづらくなります。

思考力の低下

会話で例え話などの抽象的な思考力が低下したり、相手の言葉が理解出来なくなります。

自閉症状

他人とコミュニケーションを取らなくなり、殻に閉じこもる様になります。

認知機能障害

目から入る情報や聞こえてくる情報など様々な情報を理解・判断する機能が低下する障害です。

判断力が無くなる

見たり聞いたりした情報の中から、何をするべきなのかの判断が出来なくなります。
例えば、会話中に物音や猫が通ったりすると、落ち着きがなくなるなどの行動をします。

記憶力の低下と整理機能

記憶力が低下して、覚えづらくなったり、記憶の整理ができなくなり、例えば、Aさんがコーヒーを飲んでいたと記憶していると、今、コーヒーを飲んでいるのがBさんでもAさんと認識してしまいます。

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統合失調症の発症原因

統合失調症の発症する原因は、様々な要素が重なり合って発症します。
この要因があるから確実に発症するということはありません。
また、根本的な原因は全く分かっていないのが現状です。

遺伝

統合失調症は遺伝的要素が強いとされています。
ですが、親・兄弟などの親族に統合失調症を発症した人がいた場合、可能性はありますが、確実に発症するわけではありません。

脳の萎縮

人間の感情や意欲・感情を創造する海馬・扁桃体・前頭葉・側頭葉に萎縮がある方が、統合失調症の患者さんに多いという研究結果があります。
ただ、この様な要因が発症にどの様に関わっているかは、解明されていません。

性格

統合失調症の患者さんには、ある一定の性格傾向があると言われています。
・内気で大人しい性格
・控えめで神経質な性格
・一人見知りで人との関わりが苦手な方
・傷つきやすい方
・逆に無頓着な方
などですが、全てに当てはまるわけではなく、何らかの要因の一つだと言われています。

ストレス

人間は、ストレスを受けるとその信号をドーパミンという物質で情報を伝達します。
そのドーパミンが過剰に分泌されたり、逆に少ない量しか分泌されない事が要因の一つと考えられています。
正常なドーパミンの分泌ができない脳は、ストレスに反応しやすい脆い(もろい)脳すなわち、脳の虚弱性があると言います。
ですが、ストレスは、発症の要因というよりは、発症のきっかけなのです。

統合失調症の予防

統合失調症の発病原因が分かっていないので、明確な予防法はありません。
ですが、脳の虚弱性はストレスがきっかけで、発症する場合がありますので、ストレス環境を改善する事が、直接的な予防ではありませんが可能でしょう。

統合失調症の治療

統合失調症の治療は、沢山の人の協力で病状を治していきます。
また、発症してからの期間が短い段階で治療を始めると、治療期間も短くなりますし、再発のリスクも少なくなります。

投薬治療

脳内のドーパミンの分泌量を正常にするために薬で、錠剤・こな薬・液体・注射と有り、患者さんの生活スタイルなどに合わせて、選べます。
決められた量を正しく飲み続ける事が、根治への近道です。

精神療法

患者さん本人だけでなく、家族の心理状態や精神面のサポートを受けることで統合失調症と向き合っていけます。

リハビリテーション

社会復帰に向けて、様々なプログラムで、サポートしてくれます。

統合失調症の患者さんの家族

統合失調症は家族がサポートすることで、治療期間が短くなりますし、再発のリスクも少なくなります。

統合失調症を正しい知識を持つ

統合失調症は、偏見が強く誤解が多い病気でうすが、確実に良くなる病気です。
ご家族が、統合失調症理解することで、患者さんの大きな支えになります。

統合失調症の症状を理解する

統合失調症は、周りも大変ですが一番苦しんでいるのは、患者さん自身です。
症状を理解して、患者さんを支えてください。

投薬治療のサポート

毎日の薬の服用のサポートをしましょう。
薬の服用を始めると、症状が良くなってくると薬を飲む事がおろそかになる場合があります。
確実に、完治に向かうためには、飲み忘れをしない様サポートしてください。

治療を続けるためのサポート

治療は、患者さんが一番頑張っています。
それなのに、家族が頑張れなどの励ましは、逆効果です。
励ましよりも褒めてあげてください。

長い目で見ましょう

統合失調症の治療は、長い目で見てあげてください。
サポートしている家族が、焦れば患者さん自身に悪影響を及ぼします。
大きな心で、患者さんに接して、神経質にならずに、小さな成功を褒めてください。

まとめ

統合失調症は、患者さん自身も家族にも大変な病気です。
治療を受けるにしてもも患者さんが、治療したいと思わなければなりません。
強制的な治療は、症状の改善に向かないのです。
家族んが、統合失調症という病気を理解して、病気と向き合う事えをお勧めします。

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