お正月に門松はなぜ飾る!その由来や意味は?

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お正月に門松などの松飾りはなぜ飾るのかご存知ですか?


年末になると、ホームセンターやスーパーなどで売っている松飾りをみると、新しい年が近づいている事を実感しますね

また、竹を使った門松がドーンと置いてあるのを見るとお金持ちの家だなぁと羨む事も
そもそも門松や松飾りは何おために飾るのでしょう
お正月だから飾るくらいの知識しかなかったので調べてみました。

門松・松飾りの由来

お正月は、歳神様が各家に訪れお祀りしてきました。
歳神様は、農作物の豊作や家内安全の神様です。
その歳神様をお迎えする目印として、門松を飾るわけです。

なぜ、松なのか

神様が宿る木を常盤木(ときわぎ)と言い、その常盤木の中でも松は「祀る」に繋がることから、おめでたい木として好まれて使われて来ていました。

松の木は、昔からおめでたい木で、屏風(びょうぶ)や襖(ふすま)などに良く描かれています。

門松の三本の竹

門松と言うのに三本の竹をなぜ使うのでしょう。
実は、門松は松と竹と梅を使います。
そうですおめでたい松竹梅を使って門松が出来上がっています。
三本の竹の長さは7:5:3の比率になっています。
この数字は。2では割れない数字の比率で、絶対に割れない(別れない)を意味で夫婦円満・家族繁栄を願うものです。

竹は成長も早く真っすぐに育つことから生命力の強さを表し繁栄を意味します。

門松・松飾りの由来で述べたとおりです。

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年始に咲く花、それが梅です。
また、紅梅・白梅は、縁起が良い花とされお正月に飾られる花です。

門松の種類

門松用若松一対

一番シンプルで一般のご家庭で、玄関や門扉飾られる門松です。
輪飾りや水引きで縛り付けるやり方もあります。
また、歳神様は天から来ますので、松の葉が刺さないように松を逆さに飾る地域もあります。

大きな門松

竹を三本使った大きな門松は、正統な門松ですが場所も取りますしお金もかかりますので、一般の家庭では、なかなか見ることはありません。
また、正統派の門松も関東と関西では違いがあります。
関東では、竹より低い位置に松が飾られていますが、関西では竹よりも松の方が高く飾られています。

竹の切り口

門松の竹の切り口は2種類あり

寸胴


門松本来の竹の切り口です。
節のところで真床に切った切り口のことを言います。
危険がないように、繁華街では寸胴の切り口の門松を飾ることが多いようです。

そぎ


切り口が斜めに切った切り口の門松の事です。
切り口を斜めに切ったそぎをはじめに使ったのは徳川家康と言われています。
武田信玄に戦(いくさ)で敗れた悔しさから、次は必ず斬ると念を込めたと言われています。
また、竹の節から斜めに切った切り口が、笑った口に似ていることから、笑う門には福来たるになぞらえている説もあります。

門松・松飾りを下げる日は

通常1月7日までが、松の内で、神様が滞在している期間です。
松の内が過ぎれば、神様は、お帰りになるので、門松を取り外し、保管します。
門松を処分する場合は、神社で処分して頂くのが一番良い方法です。

神社に処分をお願いできない場合は、一般ゴミとして出すことも可能ですが、他のゴミとは、区別して、塩でお清めをして、きれいな紙に包んで一般のゴミとして出してください。

まとめ

門松・松飾りについて調べましたが、一般的なお正月の習慣をお伝えしました。
こういっった風習は、地方ごとに信仰が違う場合がある為、見解や作法が違う場合があります。
お住いの、風習に習った作法で門松を飾って頂くのが、あなたの家に来る歳神様が喜ぶと思います。

歳神様が、気持ちよくあなたの家に来ていただいて、あなたや家族が幸せな一年を迎えられるよう、昔からの習慣に習ってお正月を迎えましょう!

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