スポンサーリンク

初誕生で一升餅を背負うのは意味があった


1歳の誕生日に一升餅を背負う姿を両親や親戚が見守り、その子の成長を願いお祝いをするのは、秘められた願いがあるからです。
昔は、乳幼児の死亡率が高かった為に1歳の誕生日を迎えずに亡くなった赤ちゃんが多く、1歳の誕生日を迎えられることは、めでたい事でした。

初誕生とは

初誕生とは、生まれて初めて迎える誕生日のことです。つまり、1歳の誕生日の祝いになります。

男の子の場合は、餅をつき女の子の場合は赤飯を炊いて親戚や近所の人を招いて祝っていました。
初誕生日には選び取りの儀式をします。
男の子は、筆・そろばん・本・ものさしを置いておき女の子はものさし・糸巻き・筆・はさみを置いて子どもが何を初めに手にするかによって、子どもの将来を占う儀式です。

変わった儀式では、昔餅をついて餅を赤ちゃんに背負わすことをしたりおしりやすねにぶつけることをしていました。
餅を赤ちゃんに背負わすことは、子どもが立てない姿や転ぶ姿を見守ることです。

子どもは肩が痛かったり、立てなかったりすることで泣き出すことにより鬼や疫病神を退散できます。

逆に餅を背負った子どもが立ち上がったり、歩けてしまえば婿養子や遠方に行ってしまうことが考えられていたのでわざと転ばせたり尻餅をつかせたりする風習があったようです。

一升餅

一升餅とは、赤ちゃんが1歳の誕生日を迎えたときに行う伝統行事の一つです。

地域の風習によって若干の違いがあるため、必ずしも決まった方法があるわけではありませんが、一般的に、一升(約1.8キロ)のお餅を赤ちゃんが背負う、というのがこの行事の最も重要なポイントです。

餅を背負った赤ちゃんは、立って歩いたり、つかまり立ちしたり、ハイハイしたりします。こうして、丈夫な子になるようにという願いを込めるのです。

また、スタスタと歩いてしまうこの場合には、わざと転ばせるという風習もあります。

スポンサーリンク

こうして、早く親元から立ち去らないように、親元に根付いてもらえるように、という願いを込めるのです。
さらに、尻餅をつくのも、厄を落とすので縁起が良いとされます。

一升餅を背負わせる際に、昔は風呂敷を使うのが一般的でしたが、首に風呂敷をかけると首が締まってしまうため、斜めに紐をかけて背負わせたり、リュックに入れて行うという方法も見られます。

ちなみに、うちわを持たせるとバランスを取りやすくなるので、歩きやすくなるようです。

初誕生のお祝い膳

赤ちゃんが満一歳を迎えたころになると、昔から家族が集まって初誕生のお祝いをするという伝統文化がありました。

赤ちゃんに一升餅を背負わせる風習が有名ですね。

以前は乳児が生まれても死亡率が高かったので、このように無事に満一歳を迎えたことをお祝いしていたのです。
今でも行われていますが、今では夫婦だけで行う割合が4割と最も多くなっています。

初誕生のお祝い膳として食べられる食事はどのようなものなのでしょうか。

一般的には赤飯と鯛(タイ)の尾頭付きさえ揃っていれば、後は自由に好きなものを食べるというやり方で構わないようです。

鯛(タイ)の尾頭付きはスーパーなどで見つけるのが難しい場合は、あらかじめ予約を入れておいたり、ネットスーパーなどで注文をしておくと安心です。

お食い初めのように細かい決まり事を気にする必要は特にありません。

後は鯛(タイ)などを使ったお吸い物や、香の物に煮物などという普通のラインナップで大丈夫です。

まとめ

一升餅を背負って歩くことが出来ると、親元から早く旅立つことが無い様にわざと転ばせるのは、親御心の表れです。
また、一升餅を背負って歩く子が出来て、成長を喜ぶ親御さんも多いのも事実で、両親の複雑な心境があられるイベントなのです。
ですが、我が子の健やかな成長を願うことは、全ての両親の願いです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク